次世代電池

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Research Areas研究概要

About次世代電池について

近年、電子機器や自動車など世の中のあらゆるものに電池が搭載されています。電池の進化は、製品の低価格化、長寿命化、小型化、軽量化に大きく貢献します。
先端技術研究所では、重量エネルギー密度が高い次世代電池(=同じ重量でより高容量の電池)の研究開発を進めています。この種類の電池は、成層圏通信プラットフォーム「HAPS(High Altitude Platform Station)」などの電動航空機に必要なものであり、小型の荷物輸送ドローンや人を乗せるドローンタクシーなど、あらゆる空飛ぶデバイスにも応用が可能です。しかし、次世代電池の開発には、電気自動車用の電池とは異なるアプローチが必要となるため、世界的に開発が進んでいませんでした。

そこで、2021年に次世代電池の早期実用化に向けて「ソフトバンク次世代電池Lab.」を設立し、研究開発を加速させています。このラボは、世界中の次世代電池の評価・検証を行う場となっており、ソフトバンクが次世代電池の開発におけるリーダーシップをとることを目指しています。

Visionビジョン

次世代電池の開発を通して、さまざまな社会課題の解決に貢献する

次世代電池は、多様な産業を大きく変革する可能性を秘めています。
次世代電池を活用すれば、ドローンや電気自動車の走行距離が大幅に延長され、より使いやすくなります。さらに、機体や車体の低コスト化につながることも期待されています。また、HAPSや空飛ぶ車などの新たなテクノロジーの普及にも貢献します。これら新たなテクノロジーにより、情報格差の解消や緊急時の患者輸送といったさまざまな社会課題の解決を目指します。

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