次世代コンテンツ

Scroll

Research Areas研究概要

About次世代コンテンツについて

近年、VR(仮想現実)やAR(拡張現実)などのXR技術は、エンターテインメントだけでなく、教育、医療、店舗での受付などさまざまな分野で活用されるようになっています。しかし、立体的な視覚効果の実現だけでは、XR技術を真の意味で社会に浸透させるには不十分だと考えます。リアルとバーチャルの境目をユーザーに全く意識させずに二つの世界を融合させるには、モデリングや自己位置推定といった高度なコンピューターの処理技術や超低遅延の通信環境が必要となります。

先端技術研究所では、より手軽に高品質なXR技術を普及させるため、5GやMEC※1(Multi-access Edge Computing)の活用を通して、高速かつ超低遅延な通信環境の提供に向けた研究に力を入れています。

  1. ※1MEC: 通信を行うスマートフォンやIoT機器などの近くにサーバーを分散配置することによって、データ処理のレスポンスを早め、通信の最適化や高速化をすることができる技術。

Visionビジョン

XR技術の普及が進めば、社会のいたる所で革新が起きます。
例えば、教育分野では、身近な環境や実際に存在しない場所をバーチャルで体験できることで、学習の質が向上する可能性があります。また、医療分野では、リモートでの診察や手術が可能になり、地域によっては手に入りにくい医療サービスを提供できるようになります。また、製造業界では製品の設計やデザインに活用することができるなど、XR技術は社会の課題解決に貢献するとともに、人々の生活をより豊かにします。

Research Areas研究概要